ミラドライ(ワキガ・多汗症)を性器や肛門周囲に照射して死亡事故が発生 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

ミラドライが通常ワキガや多汗症の治療として用いられているのですが、適応外部位への使用によって引きこされた可能性が高い死亡事故が報告されています。

 

体臭改善目的で、性器や肛門周囲にミラドライ治療を受けた女性が、治療後に発熱・疼痛・出血といった副作用がでて、トキシックショック様症候群を合併したフルニエ壊疽と見られる全身状態の悪化によって死亡した事例となります。

 
※係争中ということなので因果関係は更にこれから分かってくるでしょうが、本来の使用目的である原発性腋窩多汗症には使用されていないことが重篤な健康被害につながった可能性は高いとJSAPSのレポートで指摘されているところです

 

 

注意点として取り上げられているのは以下のとおりです↓

・腋窩以外の多汗症発症部位には使用しない

*重篤な不具合、有害事象が発現するおそれアリ

・水溶性以外の潤滑剤(超音波ジェル又はIPLレーザジェル等)を使用しないこと

*火傷リスク

・治療部位に悪性腫瘍、又は皮膚悪性腫瘍がある患者はNG

・腋窩付近に金属製のインプラント等が埋め込まれている、又は刺青のある
患者 はNG

など

 

同じ施術であっても、医師の見識の差が出ますので、必ずまともな美容外科であるかを確認しましょう。