顎削り、オトガイ形成の手術方法4つの比較
顎先をどのように切るか。
主にはT字骨切り術をベースに考えますが、その派生形として、Y字・V字・I字骨切りの様な術式があります。効果の違いを見ていきます。
T字骨切り→U字で太い+長い顎をV字にする手術=短く細くする
Y字骨切り→T字骨切りの応用系でしゃくれ顎や更に長い顎を改善するための術式
V字骨切り→拡大エラ削りとよくセットで行われるオトガイ形成、顎を短くする
I字骨切り→顎の形を変えずに長さだけを短縮する方法
オトガイ形成は奥が深い手術なので、輪郭手術においては実績のあるアフターフォローも万全なクリニックの状況下で手術を計画されることを推奨いたします。1年2年と長期に渡って、アフターケアが出来るクリニックで無いと、万が一、緊急のトラブルが発生した時に致命的な後遺症を引き起こします。
解剖学的な知識が無い外科医が、無理をしてエラ削りをした結果、皮質骨骨切りを行って過度に下歯槽神経まで切り取ってしまい知覚鈍麻になり表情を失ってしまっている症例を見かけます。
輪郭整形後に表情が無くなっている人を見たことが無いでしょうか。
骨切り手術では神経の損傷から顔が引きつってしまうなどの失敗が起こり得ます。
必ず安全性を第一に手術を計画してください。