ハムラ法や裏ハムラ法でCPFを再配置する効果や失敗例 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

ハムラ法や裏ハムラ法で内部処理をする上でCPFというような言葉を聞くことがあります。

CPF=薄い膜で、目の下の眼窩隔膜と言われるものと一緒に眼窩脂肪を包んでいる様な膜となります。

 

目の下の膨らみを下に移動するときに、CPFを一緒に移動することで再発が予防できるのではないか、凹凸感がましになるのではないかなどの指摘をされるドクターもいらっしゃいます。*医師個人の見解にもよります

 

長期経過の論文が無いので、再発するかしないかは100%断言することはできません。

眼窩隔膜やCPFを使って目の下の脂肪を押し込んで修復した例もありますが、3年間での再発例はかなり少ないことが報告されていますが、100%ハムラ法は再発するという指摘自体が誤りだということは明確に分かっています。

 

逆に26症例中8例が脂肪切除だけで再発した事例がありました。

なので、下眼瞼脱脂の手術だけだと再発率が高くなるという指摘はエビデンス的にも論文があるということにはなります。

 

 

CPFを下に下げる処置をするリスクとしては、強くやりすぎるとタレ目の原因になってしまったり、ものが二重に見えるなどのトラブルが発生することもあるので、ここにも注意が必要です。

 

CPFで移動しますとか、リペアしますとかをわざわざ書いている美容外科医と書いていない美容外科医がいますが、カウンセリングで実際にどういった処置を施しているのかは説明を受けられることを推奨いたします。

 

クマ取りの手術は非常に奥が深いジャンルです。

一般の方は術後間もない時期での症例写真歯科診ることが出来ないと思いますが、5年後10年後の経過まで含めて術式を評価できるんが本当に良いドクターになります。