輪郭4点の手術は何を指しているのかと言うと、下顎角・頬骨・顎先=輪郭3点に加えて、下顎下縁に働きかける手術となります。下顎下縁はエラ~顎先にかけての骨であり、拡大エラ削りや回し切りとも言われる部分です。
エラ削りを中心として輪郭の手術は設計されることが多いのですが、横顔の小顔化を実感しやすいためで、実際にエラ削りだけよりも頬骨縮小術を組み合わせたり、顎削りを組み合わせたりする治療計画が多いです。
これは、えらだけを縮小させた場合、今度は頬骨が張って見えてしまったり、オトガイ形成であごを短くすると、今度は丸顔に見えてしまうなどのデザイン的な失敗によるところが大きいです。
なので輪郭2点とか、輪郭3点とか、輪郭4点とかセットで骨切りをして、ぐるっとバランスよく小顔を作ろうという取り組みが良く行われています。当然、骨を切る量が増えれば皮膚は余りますので、たるみが発生するリスクはあります。
二次手術では切開リフトでたるみを取る手術を組み合わせることもありますし、形成外科専門医、頭蓋額顔面外科といったスペシャリストを基準としてクリニック選びをしなければ満足度は上がらないでしょう。

