タレ目形成、グラマラスライン形成にも大きく分けて3つの手術方法があります。
・下眼瞼下制 (皮膚切開法)
最も大きく下眼瞼縁を下げられる
・下眼瞼下制 (結膜切開法)
変化量はほどほどで、皮膚側に傷跡が残らない。デメリットは逆さまつげの懸念。
・下眼瞼下制 (糸によるタッキング法)
結膜側から糸をCPFと瞼板に通して固定する。表面に傷跡は出ないので切らないたれ目形成。
タレ目整形=グラマラスライン形成の修正&失敗の原因ですが、術後3割前後の後戻りが生じることがあります。
グラマラスライン形成の手術後3か月以降はほぼ変わらないですが、それ以前の段階で戻ってしまう症例があります。
また目尻側がオバケ目になる失敗例がありますが、これはデザインの調整が正しく出来ていなかったり、時短手術で雑な手術内容であることがほとんどです。後戻りしやすい人としづらい人の違いは、瞼の形や靱帯の強度によって異なるので予測は困難となります。
その他のリスクまとめ▽
・逆さまつげ続発する可能性=結膜側手術
*瞼の裏側の処理で内反=下まつ毛が眼球に当たる状態
・アッカンベー状態
*皮膚の表面を切って縫合するだけの簡略式手術=手術時間が短いことが特徴
・裏側の内部処理でCPFの損傷している
*眼瞼筋膜(CPF:capsulo-palpebral fascia)