膣壁形成術=膣縮小の効果を狙う症例としては、
・出産後のゆるみがあるので弾力が欲しい
・サンゴ太った
・尿失禁の症状がある
・お風呂に入るとお湯が入ってくる
・感度を上げたい
・膣が乾燥して膣炎がよく起こっている
・排尿中にいったん尿を留めることが難しい
など
膣の内側の粘膜を切開して縫合することで、膣の入れ口から奥までをきゅっと引き締める効果があります。
出産前や若いころのような膣を目指したい方が、膣縮小・副皮切除・大陰唇縮小・クリトリス包茎などの施術を合わせて受けられる方がいらっしゃいます。
ヒアルロン酸注射や脂肪注入、インティマレーザー(Vタイトニング)、そしてサーミバー=サーミVAと言われる高周波を用いた改善方法があります。サーミバーではカニューレを膣内に入れて高周波を照射することでコラーゲンを作ります。厚さは45度くらいなのであまり感じないと思います。
膣縮小の手術であれば吸収糸を使って縫合することがありますが、吸収糸にはある程度のリスクもございます。
吸収糸を長期間放置しておくと傷跡に糸の跡がついて残ってしまったり、糸に垢が付くことでばい菌が繁殖するリスクがあります。なので、抜糸をした方が綺麗に傷が治るので、抜糸の方法を指示されることもあります。
膣壁の筋肉をきつく縫合するため、経膣分娩ができなくなるデメリットがあるので、年齢によってはヒアルロン酸やレーザー治療を提案されることがあります。