目上切開は変化がないといわれることがあります。
確かにそもそも1ミリを補正する手術なので、目上切開では目頭切開の様に蒙古襞の形をどうにかできる手術ではありません。
目頭切開の三日月法に近い術式で、単純切開系の方法です。
ビフォーアフターの症例写真で成功事例だけを見ても分かるのですが、目上切開では涙丘の形状はほとんど変わっていないことがわかりますが、目頭切開では涙丘の形状に大きな変化が出やすい方法になります。
なので目頭切開は顔の印象が変わりやすく、目上切開では変わりづらいというのはその通りです。
考え方としては、目上切開は目頭切開と近い手術と言うよりかは、二重手術に近い手術なのではないかということです。
★目頭間の距離は目上切開では変わらないですし、涙丘の形状も変わらない、だけれども、目頭側の二重幅が広くなる
こんな感じのイメージを持っていただくと良いでしょう。
平行二重整形で蒙古襞のデザインを決める際には、元々の蒙古襞の形が個人差があるので、オーダーメイドするのが上手くいきやすいです。例えば、蒙古襞を取り除いて見えてくるピンクの粘膜部分が多少あえて残して自然に形成した方がめがしらきょうじんにならずに自然である症例も多いです。
特にもともと涙丘の形が鳥のくちばしタイプや四角いタイプに蒙古襞を全部取ってしまうようなデザインで平行二重手術を行うと、明らかに「やった感」が強調されて整形バレしやすくなります。なので、テキトーにカウンセリングしている美容外科医は避けた方が良いです。
