細い吸引管で丁寧に脂肪吸引する外科医とそうでない外科医がいるのですが、丁寧な吸引にはどうしても時間がかかります。
特にチューメセント法でのシリンジ脂肪吸引は少量の脂肪を丁寧に吸引する際に向いています。
これは頬や顎下の脂肪吸引で特に効果的です。
フェイスリフト＋顔の脂肪吸引の症例も効果的で、引き上げ＋小顔の同時効果を得ることが出来ます。
顔のシリンジ脂肪吸引での施術、特に、皮下脂肪層は脂肪層のみを的確に吸引することができれば、神経や血管へのダメージを最小限に脂肪吸引ができます。時間をかけて丁寧な数ＣＣずつ吸引する方法はこうしたメリットがあります。
デメリットは、人の手によって陰圧をコントロールする必要があるので、医師の体力的な負担や精神的な負担が大きい術式になります。手のひらサイズの脂肪吸引であればこの方法は有効と考えられます。
医師が手で吸引部の感触を確かめながら吸引を行うことが出来るので、凸凹リスクが低く無駄な脂肪を取ることが出来ます。
フェイスラインの維持は輪郭の綺麗さにつながるので、見た目年齢に大きくかかわってきます。
顎下の脂肪吸引＋ネックリフト（フェイスリフト）を組み合わせる方が多いのも、これが理由です。
