豊胸プロテーゼで起こりえるリスクをまとめます。
豊胸バッグは痩せ型に向いているバストアップの方法で、脂肪注入豊胸よりもサイズアップが出来るのでデザイン性が向上します。しかしながら、精密な豊胸バッグを入れなければ、不自然さが際立って見えてしまうことがあります。
★カプセル拘縮
体内で異物反応が出ることによる被膜拘縮です。
過度な拒否反応を起こすと、バストの触り心地が悪くなり、硬く触れるようになります。
カチコチのバストは違和感しかありません。被膜にカルシウムが沈着して石灰化するとバストがガッチガチです。
豊胸バッグの手術後にドレーンを付けること、またCETやトラニラストの処方によってケロイドや肥厚性瘢痕を予防することがあります。
★リップリング
バストがべこべこした状態です。骨格が貧相なのに豊胸プロテーゼだけをどでかいものを挿入すると、豊胸バッグが折れ曲がって寄れたり皮膚に浮き出てきます。
★しこりと思われる血腫
脂肪注入豊胸と違ってしこりができるわけでは無いのに、なぜかバストに硬いものが触れるという症状があります。
これは血腫の可能性があります。アフターフォローも含めて信頼できるクリニックを選ぶようにしてください。
★豊胸バッグが壊れる
現在出ているモティバエルゴノミクスなんかの豊胸バッグの種類は6層構造でかなり丈夫ですが、従来の豊胸バッグは破損リスクが結構高くありました。バストに強い衝撃があったタイミングで豊胸バッグが破れてしまうこともリスクの一つとなります。
★ダブルバブル変形
豊胸バッグ挿入から長期的に見てアンダーバストのラインに変化が生じることがあります。
具体的にはダブルバブル変形と言われる症状で、授乳や出産のタイミングでバストラインがずれてしまったりすることがあります。あとは挿入した豊胸バッグの大きさが骨格に合わないことが原因です。