幹細胞を培養する方法での豊胸手術ではクリニック選びの上で大切な注意点があります。
セルチャー豊胸術とも呼ばれる分野ですが、脂肪注入豊胸手術の応用版と考えてください。
瘦せ型のタイプで取る脂肪が少ない人でも幹細胞を培養することで脂肪豊胸で切る可能性があります。
★使用する幹細胞がオーダーメイドであること
幹細胞を採取して脂肪注入する際に、牛の血清を使用している培養方法や人口化合物の培養方法だと安全性が確かではありません。アレルギーの問題や将来的な感染リスク等を踏まえ、自分の越液を栄養として培養するオーダーメイドであることが大切です。
★自家培養脂肪由来幹細胞は専門の認可が必要
過去には再生医療の分野で美容外科が届け出を出さずに医療提供していることがありました。
そうした美容クリニックは現在も営業を続けており、承認を得た上で第二種再生医療・第3種再生医療等技術を提供しているクリニックである必要があります。
また脂肪豊胸の種類としては、コンデンスリッチ豊胸以外にもセリューション豊胸、ピュアグラフト豊胸、そして最近ではライポライフによる脂肪注入の技術が普及してきました。ライポライフはバストへの脂肪注入の生着率が高いレーザー脂肪吸引器で細胞生存率が高いです。
このところコンデンスリッチ豊胸での遠心分離で脂肪細胞が壊れてしまうといった論文も発表されている通り、まだまだ不明瞭な部分が多い分野です。そうしたところが気になる方はライポライフの選択肢も一つかと思います。
太ももやお腹の脂肪吸引ではベイザーリポを使用することでバラバラにされた良質な脂肪細胞を採取することができます。
脂肪吸引後に皮膚がだるんとたるんでしまった人や取り残しが生じた人は、医師の技術不足が原因である可能性が高いです。