顎にボリュームが足りない人は顎後退して横顔が映えません。
あごプロテーゼ、ヒアルロン酸注入(ボトックス注射を併用することがある)といった選択肢があります。
ヒアルロン酸注入の持続を高める方法で、ボトックス注射を併用させることがあるのですが、元々顎の梅干しがある人に有効で、力学的に顎が後ろに下がってしまうのをボトックス注射によって緩和させてヒアルロン酸の持ちをよくするといった考え方です。
ヒアルロン酸を注入することによって輪郭も出やすくなって、力も掛からないので持続力が向上します。
顎部位へのヒアルロン酸の持続期間は1年前後が多いのですが、個人差があります。
輪郭整形でオトガイ形成の骨切り前出しをする前に、まずはプチ整形で考えたいという人も多いので、そうしたケースでは顎へのヒアルロン酸注入を試してみるのはありかと思います。
使用されるヒアルロン酸の種類としては硬めの素材が多いです。
柔らかいヒアルロン酸
・粒子が小さく水分を多く含んでいる
・目の下や小じわにお勧め
・吸収されるのが早い
製剤名称)ボルベラXC、ウルトラXC、レスチレン®リド
まあまあ硬いヒアルロン酸
・ほうれい線にお勧め
・中程度の硬さ
製剤名称)ボリフトXC、ボリューマXC、ダイヤモンドフィール、
硬いヒアルロン酸
・粒子が大きく深層に注入できる
・鼻や顎やおでこにお勧め
・持続期間が長め
製剤名称)ボツラックスXC、クレヴィエル、ピネハウルトラ