人中短縮=リップリフト=鼻下短縮術の手術で噂されているのが、筋肉処理をしない美容外科の後戻りの問題です。医師の腕によると言えばそれで終わってしまうのですが、この術式の部分にもカウンセリングで説明されていないところがあります。
筋肉処理では人中を吊り上げて皮膚が引きあがります。また、真皮縫合(中縫い)で皮膚同士をピタッとくっつけて、傷跡が目立たないようにする配慮をするメリットがあります。ここで筋肉処理をしないで真皮縫合(中縫い)まで終わらせた場合、傷跡に対しての大きく負荷をかける影響が及ぶことになります。また筋肉処理を行うことで後戻り防止+傷跡にも配慮した術式として見解を出しているクリニックが増えてきています。
もちろん医師によって諸説ありまして、口輪筋の処理は希望しないと行わないとしているクリニックもあります。
理由は、
・皮膚切除のみと比較して効果が長持ちするという論文がまだ無い
・傷跡が硬くなるリスクがある
・口の動きの左右差に支障が出るかも
・笑顔が引き攣れるリスク
・長期的に見た時に瘢痕の幅が広くなる懸念
・知覚が下がる
といった点です。
なので人中短縮の筋肉処理をするとしてもその術式になれている外科医の基でオペを行った方が良いでしょう。
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