目の下の脱脂のデメリット
・凹んで影クマに見える
・将来的に上まぶたも凹んでしまう可能性
・年齢と共に再発する可能性が高い
脂肪注入のデメリット
・定着率が予測しづらい
・クマの加減にムラが出やすい
・笑顔時にモッコリと膨らみが出やすい
・表情によっては不気味に見える
これらの懸念点を鑑みて、下眼瞼脱脂ではなくて、裏ハムラ法によるクマ治療を行うことがあります。
ハムラ法/裏ハムラ法は眼球が沈まないので、目の上が窪む可能性に配慮しつつ、影を脂肪移動により埋めることができます。
料金の安さだけで考えると経結膜脱脂法でとりあえず脂肪だけを取るといった選択肢もあるのですが、上述した理由から脂肪移動での改善を試みることもよくあります。目の下のクマ取りは術式のバリエーションが豊富な外科医が良いと考えています。
また裏ハムラをやっている外科医の中には、クマ取りキングと称したり、ナンバーワンと言ったり、クマ治療の帝王と言われるようなネーミングを付けているクリニックがありますが、ほぼ地雷と考えてよいでしょう。
そうした医師に限って、裏ハムラの際にリガメント処置を行うことを特別かのごとく営業していたり、経歴を盛っている傾向がみられます。実際に調べてみると、形成外科専門医も持っておらず、JSAPS所属でもないなんて行くなんちゃって系の美容外科医が多くいるからです。
目の下の脂肪取りやハムラ法の整形手術は高度な判断力が求められる整形手術ですので、十分に注意されてください。