眉下切開、上眼瞼リフトと言われる切開手術では上瞼のたるみを取ることができるわけですが、傷跡が術後目立ってしまうことがあります。
・眉毛から離れてしまって傷跡が目立ってしまう
・ケロイド体質
・形成外科専門医ではない医師が執刀
特に全切開よりも傷跡が目立ってしまう手術になりますので、注意して手術計画を立てるようにしてください。
特に傷跡で目立ってしまう失敗の原因を考えていきましょう▽
・切開する位置が離れてしまっているのは産毛の下で切ってしまう
このデザインで眉下切開をしますと、眉毛の少し中側を切らなければ最終的に眉毛の中に傷跡が隠れてくれないことがあります。未熟な外科医が執刀した症例に多いです。
・眉毛の切開デザインがおかしい
眉毛下を切開するデザインが水平的に切開してしまうと眉毛が下がってきて印象が変わってしまうことがあります。
なので一般的には眉尻に向かって上がっていく切開デザインが良いとされます。
・眉毛のデザインがビフォーアフターで違っている
これは患者さん自身が気を付けなければならない部分でもあるのですが、手術前にアートメイクや眉毛のデザインを変えてしまうと、眉下切開で作る傷跡のデザインとつじつまが合わずに傷跡が目立ってしまうことがあります。