エラ縮小の術式、下顎角切除術と下顎骨狭小化手術の効果の違い | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

下顎骨骨切り手術でエラ張りを改善する整形は輪郭整形の中でも最も行われているものです。

ホームベース輪郭の方にはとても効果のある施術方法です。

 
下顎角切除術・・
下顎角が90度に近いとエラが張って見えます。
そこでエラの角を切ることで下顎角を広げていく手術となります。
主に横から見たときの変化があります。
エラ張りで顔の余白が広いタイプの輪郭であれば非常に効果のある施術となります。
 
下顎骨狭小化(きょうしょうか)手術・・

正面から見たときの横幅を改善する整形手術となります。つまり外板切除です。

皮質骨を削っていくのが外板切除です。

前から見たときの輪郭を小さくすることができます。

これは最大でも約5ミリ以下の変化となります。

 

後は咬筋・耳下腺などの軟組織が原因で顔が正面から大きく見えている方もいます。

ボトックス注射や咬筋切除の手術で対応されています。

 

エラ張りの縮小手術を行ううえでは、
・曲線エラ削り
・皮質骨骨切り

・咬筋・耳下腺などの軟組織の縮小
すべてを行えること。
皮質骨骨切りだけを行っても上述の通り、正面から見たときの変化は5ミリ以下です。

 

また解剖学的な知識が無い外科医が、無理をして皮質骨骨切りを行って過度に下歯槽神経まで切り取ってしまった結果、知覚鈍麻になり表情を失ってしまっている症例を見かけます。エラ削りにおきましては、神経を避けて骨切りできる特殊な装備もありますので、ノミやノコギリでエラ削りする後遺症のリスクが高まります。