エラ張りの人の行う輪郭整形は単純に下顎角を削るだけのデザイン設計ではなくて、オトガイを含めたデザイニングをする必要があります。例えばエラ張りのホームベース顔を顔すためにエラ削りだけを行った結果、顔が面長に見えてしまうことがあります。
コンプレックスを解消するためにエラ骨切りをした結果、違うコンプレックスが爆誕するからです。
手術計画としては、
・T字骨切り手術によるVライン形成
・エラの回し切りによるVライン形成
がございます。
曲線がスムーズになるようにVライン形成するためには、顎先とセットで考える必要があります。
エラの拡大骨切り手術はT字骨切り手術と比較すると、ダウンタイムが短くなりやすく、負担は少ないところがメリットです。
またCTに移るような骨の固定を必要としないので、これも利点です。
一方。T字骨切り手術だと、顎先を割るので固定が必要となります。
手術後数か月後にピンやプレートを除去する手術を行うことがあります。
CTなどで映り込んでしまうためです。
T字骨切り手術のメリットは、顎先を細くすることができる点で、滑らかな曲線を描いた輪郭を作ることができます。
つまり、顎先形成の方法は、顎削り・エラ削りだけじゃなくていろいろなアプローチがあるということです。