アキーセルは振動によって、ベイザーは超音波を出して脂肪を溶かすといった原理になります。
※アキーセルは脂肪採取時に熱が発生しないのでダウンタイムが短くなる
アキーセルとベイザー脂肪吸引の吸引量の比較をしてみると分かるのですが、同じ5分間でどれほどの脂肪が吸引できるかの実験では、ベイザー吸引の方が吸引量自体は多いです。これは断然に違います。
半日がかりで2000㏄吸引するのと、90分で2000㏄とるのとでは医師のパフォーマンスにも影響していきます。
アキーセルは大量な脂肪吸引には向いていないことがあります。
たまにBMIが大きい人がベイザー+アキーセルを勧められたと言われる患者さんがいるのですが、これはアップセルの道具として使われている可能性があります。料金を吊り上げるためにアキーセルを併用させるということになります。
脂肪注入を併用させる上では、ベイザー脂肪吸引の場合熱で脂肪が破壊されると指摘している外科医もいますので、アキーセル脂肪吸引を勧めている理由はこうした理由になるのかと思います。
両方とも浅い脂肪層まで吸引できる優れた機械にはなります。
〇美ボディ脂肪吸引
安いけれど、吸いづらいため吸引量は少ない、ムラが起こりやすい。
〇ベイザー脂肪吸引
ボコツキやダウンタイムは美ボディ脂肪吸引とそれほど変わらない。
吸引量を増やすことが出来る。
〇アキーセル脂肪吸引
吸引量は下がるけれど、熱損傷しない。ダウンタイム短い。
ムラが出にくい多面的カニューレ、吸引圧が高くないので滑らかな仕上がり。
タイトニング効果を期待するのであればサーミRFはお勧めできる
サーミRFで脂肪吸引後にタイトニング効果を期待することが出来ます。
皮下脂肪と皮膚の間の空洞がたるみの原因となるので、脂肪吸引後に引き締めをするのであれば、サーミRFは効果的です。