受け口(反対咬合)の輪郭整形~下顎枝矢状分割骨切り術=SSROと下顎分節骨切り術=セットバック | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

上の歯が下の歯よりも2-3ミリ前に出ている状態が正常な噛み合わせとなるのですが、これが逆転してしまう現象を受け口(反対咬合)と呼ばれます。

 

正常:オーバージェット=2-3ミリ

反対咬合:オーバージェット=マイナスになる

 

受け口を改善する整形手術は下顎枝矢状分割骨切り術=SSROが挙げられます。

また重度ではない方の症例では、下顎分節骨切り術=セットバックで手術が行われることがあります。

 

✓受け口の改善

✓下顎が大きくしゃくれている

✓横顔が美しくならない=Eラインが綺麗に引けない

 

下顎分節骨切り術=セットバックは4番目の歯を抜歯して、歯槽骨・下顎骨を切除し前歯をその空いたスペースにひっこめる手術となります。移動の自由度は下顎枝矢状分割骨切り術=SSROとひかくすると少ないですが、中程度までの受け口・反対咬合の症状は改善することができます。

 

一方で、下顎枝矢状分割骨切り術=SSROは下顎骨を矢状に分割して当た顎を広範囲に後ろに引っ込めます。

移動の幅を大きく取ることができるので、変化量も大きなものとなります。IVROと違って顎間固定を回避できるケースも多くダウンタイムの負担がIVROよりも少ないです。ただし、神経損傷のリスクがあります。

 

受け口(反対咬合)の手術は特に、精密な頭蓋模型の設計やシミュレーションをして手術に取り組まれることをお勧めいたします。