【BNLS注射やFatx core】脂肪溶解注射は金ドブである理由はデオキシコール酸濃度の問題 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

脂肪溶解注射は金ドブとも言われますが、それはデオキシコール酸濃度の話が一つかかわってきます。

今回デオキシコール酸濃度の比較をしていきます。

 

BNLS注射neo 0.0001%

BNLS注射ultimate 0.02%

カベリン 0.5%
チンセラ 0.8%
Fatx core 1%
 
以上から、BNLS注射は効果がほとんど期待できないということが言えるのかと思います。
5回やっても同じで、特に鼻の手術で団子鼻を解消するためにBNLS注射で何とかなると考えるのはかなり楽観的です。
実際には費用ごと無駄になってしまう可能性が非常に高いです。
 
その他の脂肪溶解注射でも、Fatx coreですら3-5回前後の施術回数が勧められることが多く、1回の施術で何とかなる症例は少ないのかと思います。そしてデオキシコール酸濃度が高いと腫れますので、1週間前後のダウンタイムは設けておきたいところです。思ったよりも腫れます。
 
脂肪吸引>>>>>>>脂肪溶解注射位のイメージにはなります。
 
特に脂肪量が多い、ボディの脂肪除去については絶望的だったりもするので、コスパで考えると脂肪吸引に分があるのかと思います。浴槽から水を取り出す際にスコップで取り出すのか、バキュームで吸引するのかの違いと考えておくと分かりやすいでしょう。