エラ縮小で犬顎になっている例が後を絶ちません。
特に韓国での輪郭整形（エラ削りや顎削り）です。
犬顎とは、横から見たときに、耳下に骨張った角が無い輪郭シルエットです。
昔の韓国整形からよくありました。
エラ削りの副作用で多いのが、凹みやたるみ、そして犬顎です。
骨切りをするよりも副作用が目立ってしまうとむしろマイナスに働きます。
不自然な犬顎の原因は、切除量を過度に設定してしまうことです。
やり過ぎなのです。全顔整形と言ってバランスを考えずに手術計画をされていることがあります。
＊言語の問題も大きいのかと思います
面長やシャクレ顎の場合、特にですが、顎のフェイスラインが目立ちやすい特性があります。
エラ骨削りの手術を行ううえでは、皮質骨骨切りだけを行っても効果は限定的なので、
・曲線エラ削り
・皮質骨骨切り
そして万が一の際にもリカバリーができる医師が良いでしょう。
無理をして皮質骨骨切りを行って過度に下歯槽神経まで切り取ってしまった結果、知覚鈍麻になってしまいます。神経を避けて骨切りできる特殊な装備もあるので、ノミやノコギリでエラ削りを行うことはリスクを増大させてしまいます。
美容外科医師としてのセンスは、必ず形成外科的な機能性がベースになります。
いくら外観が立派な家があったとしても、免震構造にもなっていない家ならば、すぐにガタがきて崩壊します。
この機能的なところをしっかりやるのが形成外科専門医となります。
