ヒアルロン酸豊胸が激減した原因~被膜拘縮や結節形成による乳がん検診の阻害 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

年間3000人ほどは施術をしていた調査があるヒアルロン酸豊胸ですが、この1年で症例件数が激減しています。

その理由は安全性の基準の理由です。

 

従来、ヒアルロン酸豊胸はメスを使わず、注射で胸にヒアルロン酸を注入するため、局部麻酔で行われることが多いです。そのため比較的短時間で行うことができ、費用も他のバストアップ整形に比べて抑えることができます。しかし医師の技術によっては、注射を胸に挿す際に血管を傷つけ、内出血が起こる場合があります。また注入したヒアルロン酸が固まりしこりになってしまったり、胸の形がいびつになってしまうこともあります。

 


また手術を行う前にカウンセリングが行われますが、名医は事前に患者と打ち合わせをしっかり行います。脂肪注入やシリコンバッグ挿入での豊胸を行う際、大切なのが手術後の胸の形です。バージスラインが美しくない豊胸手術の症例があるのですが、これらはデザイン的な完成度が低い手術計画を行われていることが理由です。

 

なお、名医は患者のニーズや身体の状態によっては違った手術方法を提案する場合もあります。

 

ヒアルロン酸豊胸は簡単に出来る一方、

・安全性が不十分である

・大幅なバストアップは望めない

・すぐに吸収されてしまう

・マンモグラフィや超音波検診での乳がん検診の時、厄介

・被膜拘縮

・結節形成

など

 

豊胸手術は質が悪いと胸がすぐにしぼんでしまったり、しこりに変わってしまう恐れがあります。

例え吸収性充填剤でのバストアップであれ、被膜拘縮や乳がん検診を阻害、結節形成などのリスクがあるので、積極的に推奨はされておりません。