全切開や目頭切開、眉下切開の傷跡を少しでも減らしたい人のアフターケア | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

全切開や目頭切開、眉下切開の手術後に傷跡に対してのお薬で回復を期待することがあります。

切開をされた場合、余裕があればリザベン(トラニラスト)や 柴苓湯(サイレイトウ)を服用して傷跡の綺麗な回復に役立てることがあります。

 

赤みや痛みを鎮めたり、ケロイドが大きくなるのを抑える効果があります。

これら2種類は主にケロイド予防の効果があります。完璧にまで予防をこだわりたいという方のみ、リザベンもしくは柴苓湯の半年~1年程度の服用をされることがありますが、医師の判断を仰がれると良いと思います。

 

副作用としては、0.1〜5%未満で発疹・食欲不振、腹痛、下痢、胃部不快感、消化不良、便秘、嘔気、嘔吐・貧血、好酸球増多・頭痛、眠気、めまいなどが報告されておりますので、必ず医師の診断の上で処方許可を得て使用されることをお薦めいたします。

 

 

また、いずれも傷跡に対して劇的な効果があるわけでは無く、あまり普及しておりませんが、念のため、ご説明致しました。意味合いとしては、1年持続して飲んだら、飲まなかったよりは良いかなというくらいでなので、一番重要なのは、医師の切開や縫合の技術力です。どんなに完璧なアフターケアをしても医師の上が低ければ、傷跡も汚く完成します。

 

形成外科専門医の基で精密な手術を行うことが前提で、ダウンタイム中は副流煙も含めて喫煙はしないこと、オイル・化粧水や保湿クリームで保湿する、日焼け止めを徹底するなどの基礎的なことを続けて頂くのが傷跡を綺麗に回復させるのに役立ちます。

 

全切開や目頭切開や眉毛下切開の手術はダウンタイム2週間、最終的な完成までは6か月程度かかりますので、その期間は油断大敵です。