二重埋没法による二重形成の特徴、利点や欠点を見ていていきたいと思います。
瞼板法のメリット↓
・仕上がりに差が出づらい
・筋肉に手を加えることが無いので眼瞼下垂のリスクが低い
・インラインやインアウトラインなどのナチュラルな二重幅に向いている
瞼板法のデメリット↓
・ドライアイや隔膜のごろつきのリスクがある
・糸が外れることがある
・二重幅を広げづらい
以上から、狭めの二重幅を希望していて、皮膚のたるみが少ない方には向いていることが多いです。
続いて挙筋法の二重埋没法についても診ていきましょう。
挙筋法のメリット↓
・角膜損傷のリスクが少ない
※ただし裏留めは別の話
・二重ラインが取れづらい
・幅広二重に設定しやすい
挙筋法のデメリット↓
・医師によって差が出やすい
・眼瞼下垂になってしまう失敗がある
・ハム目になる懸念もある
以上から、幅広の二重瞼を希望している人にが良く行っている手術法となります。
ただ挙筋法の場合、最近キラキラネームを付けて裏留め＝結膜側結紮での埋没法を勧めているクリニックがあります。
この術式は、安全性上の懸念点が報告されていて、角膜を傷つけてしまったり、埋没抜糸が困難になってしまうことが想定されるので、必ず形成外科専門医のもとで診察をされることをお勧めいたします。
