タレ目形成=グラマラスライン形成で涙袋が消失するリスク&修正案件 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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②美容外科学会には2種類ある
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タレ目形成=グラマラスライン形成で涙袋が消失するリスクが報告されています。


大きな手術方法のくくりは、

・タッキング法による切らないグラマラスライン形成

・結膜側からCPFと瞼板の固定

・皮膚側からCPFと瞼板の固定

 

結膜側からのグラマラスライン形成の手術方式は、結膜を切開して上瞼の挙筋腱膜に当たるCPFに糸をかけて瞼板と固定する方法です。*これは切らないタレ目形成ではありません。糸だけのタッキング法の場合、高確率で後戻りをきたします。

 

皮膚側からのグラマラスライン形成は皮膚切除を伴いますので、変化量を大きくしたり、逆さまつげを同時に解消するときなどに効果があります。

 

 

以上の様に、皮膚側のアプローチと結膜側のアプローチとがあるのですが、特に皮膚側からのグラマラスライン形成で起こりやすいと指摘されています。*もちろん、結膜側からのタレ目形成で涙袋がなくなったと口コミしている方もいますが

 

クリニックのホームページなんかには、結膜側からのグラマラスライン形成だと涙袋が消失しないと書いていることがあるのですが、実際には結膜側からでも涙袋消失が起きており、医師の腕次第や個人差もあるということが分かります。

 

皮膚側からの涙袋消失の主な原因は、眼輪筋を切除することです。

 

グラマラスライン形成(裏側)のそのほかのリスク・失敗例をまとめます↓

・涙袋がなくなる

・後戻りする

・三白眼になる

・医師によってはタレ目にしかならない

・結膜浮腫でぶよぶよする

・整形バレする

など

 

形成外科専門やJSAPS所属を最低条件として、解剖学的な知識が多い医師を選択されることをお勧めいたします。