顔の脂肪吸引で70ccの大量吸引を頬~顎に行うと修正地獄に陥る? | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

顔の脂肪吸引で70ccの大量吸引を頬~顎に行っている症例があります。

 

30ccでも十分な効果が見込める人もいますし、30㏄とってもあまり変わらない方もいるので個人差があるのですが、通常の顔の脂肪吸引の量から考えるとかなり大量な皮下脂肪の除去量となります。

 

大量の脂肪吸引を行うことにリスクは

・皮膚がやつれる

・スペースが出来てたるみが目立つ

・げっそりした顔の印象になる

・部分的に凸凹する

・将来的に顔がやつれてくる可能性もある

といったところでしょうか。

 

 

また70㏄と記載があっても、純粋な脂肪ではなくて、麻酔液や体液が混じったものをふくめて書いているクリニックがあります。そうした医院だとチューメセント麻酔脂肪や悦液と混ぜ合わさったもので吸引量が出てしまうので、正確な効果の測定にはつながりません。

 

頬や顎下の脂肪吸引は吸引量よりも仕上がりの綺麗さで満足度が評価さえっるべきだと強く感じます。

吸引量が多くとも、たるみが出てしまったのであれば、全く意味が無いですし、一時的に小顔になれたとしても、将来やつれてくるようでは良い治療とは言えないからです。

 

JSAS所属ではない医師が治療を提案している事情があり、合併症が相次いでいるので小顔脂肪吸引+糸リフトやバッカルファット除去を提案しているクリニックがあっても、過度な期待をしない方が良いと思います。