二重切開や眼瞼下垂、ハムラ法などのクマ取りの整形でも使用される腫れ止めのお薬について。
腫れ止めの処方であるアルニカやシンエックが話題ですね。
ただ、このところ、一部の形成外科医から、服用しても意味がないと言われるようになりました。
この指摘を考えてみたいと思いますが、アルニカモンタナを希釈している成分で実質無成分になっているほどごくわずかしか有効成分が入っていないとする報告がありました。
具体的な内容をまとめますと↓
シンエック
・12Cという単位なら100倍希釈を12回繰り返している
アルニカ
・30Cという単位なら希釈の単位であり100倍希釈を30回行っている
など、実質的に有効成分が入っていない「おまじない」的要素のお薬だとの指摘があります。
シンエックを積極的につけた方が良いと言っているクリニックの中には、FDA認可を受けていると誤表記しているところもあるので、一層に注意しなければなりません。これは完全なる誤りです。
医学的な有効性はほとんどないと言っても良いという見解は、医師でも理解していないドクターが多いのでしょう。
もしオプションで勧められたのであれば、外してよいと考えています。