眼瞼下垂のクリニック選びを失敗してしまう条件~眉下切開や二重全切開との誤診も | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

目の整形を失敗した事例では、左右差が残ったり目つきが悪いのが改善されていない事例があります。

そこで手術が終わってみて、眼瞼下垂手術を受ける前に十分に調べなかったのかと後悔してしまうことがあります。

 
例えば以下の様なクリニックは一見よさそうに見えるのですが地雷だったりします↓
・症例写真をみて目に関する施術に力を入れてそうだった
・切らない眼瞼下垂などプチ整形をよくやっていた
・美容外科10年以上の経験があった
・スタッフもそこで手術していると言われた
・日本美容外科学会JSAS所属だった
・スタッフの対応が良かった
 
 
明らかに眼瞼下垂があった目の予後がよくないため、形成外科専門医のもとでセカンドオピニオンを聞きたいと思い、手術内容を問い合わせても、対応面の悪いクリニックだと、例えば何ヶ所に留めたか、皮膚切除など詳細を書いたもの(カルテ)はないと言われてしまうこともあります。*これは一部の大手チェーン店でよくあったりします。
 
眼瞼下垂手術の誤診を避けるための
美容外科で行われる検査方法をまとめます↴
・MRD-1のチェック
瞳孔中央と上眼瞼縁までの距離(MRD-1)を調べるものです。2.7mm以上あれば正常ですが、2.7mm未満であれば、眼瞼下垂を提案される可能性があります。

・挙筋機能検査
眉毛を固定して、下方視時→上方視時の上眼瞼縁がミリ挙上するのかを測るテストです。これは、10mm以上あれば目の開きが良いとされます。4㎜以上~10mm未満であれば正常。4mm未満であれば眼瞼下垂の可能性が高いです。

MRD-1が正常でも目つきが悪いように見えるならば、偽性眼瞼下垂=皮膚のたるみの可能性もあります。この場合、眼瞼下垂手術をしても効果的な変化を得ることが出来ません。目のたるみを取るならば、全切開や眉下切開となります。全て対応している医師を選んでいただくことを推奨いたします。