豊胸手術においてエコーを使った検査をするメリット~豊胸バッグや脂肪吸引で重宝 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

豊胸手術においてエコーを使った検査をする目的↓
 
・豊胸バッグ挿入位置(乳腺下、筋膜下、大胸筋下)を適応判断するため皮下脂肪、乳腺、大胸筋の厚みを確認する
・カプセル拘縮の程度を確認する
・脂肪豊胸やヒアルロン酸豊胸でできるしこりの有無やサイズ、個数を確認する
・豊胸プロテーゼの破損や劣化を確認する
などが挙げられます。
 
たとえば豊胸バッグを挿入されている方のエコーのデータを見て、被膜が分厚く波を打っているような状態であれば、被膜拘縮が強い症例ということになります。バストが硬くなっている原因です。拘縮を起こしやすいバッグを使っていたり、挿入する方法が悪かったりと原因の追究が求められます。
 
一方、ヒアルロン酸豊胸を除去したいということでしたら、エコーを用いて、どこにどのくらい入っているかを確認しながら除去手術を行うこともあります。画像で確認しながらヒアルロン酸を抜き取る、あるいは溶解してしまいます。
 
このように、勘で辛酸を下すのではなくて、きちんと視覚的な情報をもとにして十分なカウンセリングの時間を確保して診断を下すことで正確な治療結果を得やすくなります。ここまでやっている病院は限られているのですが、名医を探したいということであれば、積極的に推奨します。
 
・脂肪吸引で事前に皮下脂肪の厚みを測る
・エラボトックス注射で咬筋の厚みを測る
・ふくらはぎ脂肪吸引やボトックス注射で筋肉と脂肪の量を調べる
といったように、豊胸手術以外の症例でもエコーが使われることがありますので、クリニックの設備面としてチャックしてみても良いと思います。
 
所属学会、クリニック設備、麻酔科医がいるか、検査が十分になされているかなどが基礎的な確認項目となります。
慎重に検討していきましょう。