脂肪注入豊胸のオイルシスト、脂肪吸引部の凸凹などの失敗例について | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

脂肪注入豊胸でしこりが出来てしまって後悔している人もいるでしょうが、スペースが足りていないのに無理に脂肪注入をしてしまった症例ケースで起こりやすいといわれています。

 

脂肪吸引+脂肪注入豊胸のセオリーとしては、ある程度脂肪を取る量が十分に確保されている人が向いています。

BMIの基準でいうと、18以下ですと手術を勧められないことがあります。

*BMIの計算方法は体重[㎏]÷身長[m]÷身長[m]となります

 

★注入量の制限に気を付ける

片側250cc以上注入するとしこりが出来る可能性が大変高まります。

注入する際にはコールマン法で0.2ccずつの極小な脂肪を入れることです。

シんだ脂肪がオイル化する現象=オイルシスト、その周囲をカルシウム沈着した状態が石灰化です。

これがしこりの正体です。

 

★幹細胞を使用して定着率を上げる

血管新生を促すために幹細胞を使用して脂肪豊胸を行うことで生着率が上がります。

また注入する組織は乳腺の脂肪層をメインとすることです。

 

★脂肪吸引部の凸凹

脂肪吸引した部分が陥没すると外見上も良いことがありません。

バストを大きくなったけれど足や腹部がぼこぼこであれば、全体としてマイナスに働いてしまうことがあります。

 

以上のような失敗例があるので、医師選びは肝心です。