鼻翼基部フィラーでは鼻は高くならない失敗~ヒアルロン酸注入とプロテーゼの比較 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

鼻翼基部フィラーでは鼻は高くならない失敗。
勘違いして期待している人も多いのですが、貴族手術のヒアルロン酸注入では鼻を高くする効果はありません。
土台から持ち上げるのであれば、鼻翼基部プロテーゼでなければならず一択です。
 
その理由は手術の特性を考えると分かりやすくて、貴族フィラーというのは、せいぜい、鼻翼の脇から法令線部分にしか注入することはできないのに対して、プロテーゼ挿入の場合、鼻翼直下まで剥離してプロテーゼを入れることで鼻を土台から持ち上げることが出来ためです。
 
 
貴族プロテーゼのメリットとデメリットをまとめておきます。
 
★メリット
・半永久的である
・ヒアルロン酸注入の様に何度もメンテナンスをする必要が無い
*しこりや広がってくるリスクが無い
・土台から持ち上げることが出来るので鼻が高くなる
*目に見えて横顔が綺麗になる
 
★デメリット
・プロテーゼで鼻を上に落ちあげるのでややアップノーズっぽくなる
・症例によっては鼻翼が広がる可能性
・笑った時の表情が硬く見えることがある
・シリコンプロテーゼの場合は拘縮リスクがある
 
などなど
 
カウンセリング時に、扱いが慣れている美容外科医を指名することで起こりえる様々なリスクは知ることが出来るのですが、一部、美容クリニックの中にはデメリットを教えずに手術を勧めているところがあります。
 
SNSの更新が頻繁であるクリニックや医師、デメリットを伝えていない医師は避けるようにしましょう。