目頭切開の失敗でも絶対になりたくないのが目頭狂人です。
さて目頭狂人の成立要件はどのようなものでしょうか。
✓モウコヒダを切りすぎている
✓目と目の間の距離が近すぎている
✓涙丘の形状が鳥のくちばしや四角形である
✓白目が大きすぎる
✓求心比率の顔になってしまった
このようなものが挙げられます。
目頭切開の手術では、モウコヒダを出来る限り切ってほしいというオーダーをされることがあるのですが、最大限切ってしまうと顔全体のデザインに違和感が出てしまうことがあります。なので切れる量には限度があります。*平均的には片側1~1.5㎜位寄せることが多いです
その他の目頭切開の失敗をまとめますと、
・傷跡が目立つ
・後戻りする=三日月法に多い
・変化がほとんどない=リドレープ法に多い
・顔が中心に寄ったように感じる
など
形成外科専門医では無いドクターが執刀するとこうしたデメリットが起こる可能性がありますので、慎重に考えましょう。