外科的なアーモンドアイ整形は目の横幅を広げて場合によっては目尻側の目を拡大させる手術となります。
下眼瞼下制術には
・埋没法で糸で目尻下を留める
・結膜側を切開する
・皮膚切開
の術式がありまして、更にプチ整形ですとボトックス注射で一時的に目尻を下げる方法があります。
ボツリヌストキシン製剤の種類には
・ボツラックス
・イノトックス
・ボトックスビスタ(眉間の表情皺に対して厚生労働省認可)
・コアトックス
などがあります。
溶解注射が無い製剤ですと、万が一の際に血管が詰まってしまったり重篤なリスクがあるので溶解注射の有無や安全性重視の方はFDA認可かどうかの確認も推奨いたします。
タレ目整形は目尻側を斜め下に拡大させる手術ですが、アーモンドアイ整形の目的な目尻を下げることではなくて横方向へ延長させることになります。タレ目にはなりたくないけれど、目力をアップさせたいのであれば向いているでしょう。
目尻側にはポケットがあって、目尻の白目の余白がどの程度残っているのかで延長できる量も変わってきます。
もしも指で目尻を引っ張ってみて、すぐに粘膜が見えてしまうようであれば伸びしろ無しです。
こうしたケースでは、目尻側の延長は期待できないので、目頭側の延長の可能性を探ることになります。
目頭切開では蒙古襞を解消することで隠れている涙丘の形を見せることができるので、目の横幅を広げることができます。
求心顔になるリスクはありますが、もともと目と目の間の距離が離れている顔であれば、期待できる手術です。
適応を誤る美容ドクターがいるので、地雷回避のために慎重にカウンセリングをされることをオススメいたします。