ボトックス注射の効果や失敗例・リスクを考察 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

ボトックスというとしわの改善や多汗症の治療にも用いられているものですが、エラ張りを改善でき小顔効果も期待することができる美容整形です。

 

エラが張って顔が大きく見える人のほとんどは、咬筋というエラの筋肉が発達している場合が多く、この部分の筋肉にボトックス注射をすることで筋肉量を低下させてエラ張りを改善していくことができます。

 

小顔になりたくても骨を削るような大がかりな手術を受けるのは怖いと思っている場合でも、エラボトックスであれば注射するだkでエラの咬筋を小さくしていくことができるので、小顔効果が期待でき、エラボトックスを打ってもすぐにエラが小さくなるというわけではなく、3~4週間程度で咬筋が痩せていき小さくしていくことができるので、周囲にもばれにくいというメリットがあります。

 


ただエラボトックスは個人差はありますが一般的には3~6ヶ月程度の持続期間しかなく、半永久的に小顔を手に入れることはできません。ただ継続して注射を繰り返すことで作用期間も長くなっていきますし、咬筋も衰えていくためエラが目立たなくなっていきます。

 

メリットの多いエラボトックスですが、注射ですから内出血や腫れが起こります。通常腫れは1~2週間程度で気にならなくなっていきますが稀に腫れがなかなか引かなかったり痛みや内出血が治まらないという場合もありますから、気になる場合は施術を受けたクリニックを受診するようにしましょう。

 

またエラボトックス注射は妊娠中は使用できませんし、顔面神経麻痺のリスクもゼロではありません。また食べるのが疲れる場合もありますしたるみや頬がこけることもあるので事前にリスクやデメリット・後遺症などについて理解しておくことが大事です。

妊娠中にボトックス注射をすると胎児に成分が浸透してしまう可能性がゼロではありませんから妊娠中は施術を受けることができません。また女性の場合2ヶ月間・男性の場合3ヶ月間は必要となります。

 

またエラボトックスを中顔面の上の方に注射してしまった場合、一時的に顔面神経麻痺になる場合があります。そのため失敗を防ぐためには経験豊富な技術の高い医師を選ぶことが大切です。

 

そのほかにもボトックスによって咬筋が痩せてしまいますから食べるのが疲れる時期もあります。特に硬いものを食べる時に現れやすく注射をしてから1週間~2週間程度はあまり硬いものを食べないようにした方がよいでしょう。
ただ咬筋の代わりに側頭筋が発達していきますから徐々に改善していきます。