目の下や法令線で使用される脂肪注入。
一般的な脂肪注入ではなくて幹細胞を使用した脂肪注入を行われることを推奨いたします。
脂肪注入でCRFを使用するものは採取した脂肪を遠心分離器にかけて濃縮するものとなります。
CRFの特徴はウェイトフィルターで遠心分離することで脆弱な脂肪細胞を破壊して、良い脂肪だけを抽出できる点にあります。
遠心分離にかけるとオイルと不純物と脂肪が目に見えて別れてくるので、良質な脂肪だけを注入に使用することができます。これが定着率が高まる理由です。
上瞼や目の下や法令線などの顔の部位は特に慎重に注入しなければなりません。
主に黒クマ・影クマ・ゴルゴラインが気になる人は経結膜脱脂+脂肪注入で立体的に目の下のクマを治す治療が行われていますね。
生着率を高めるため技術的には、マフトガンを使用した脂肪注入法があります。
1/60~1/240ml単位(=最大で1ccを240分割)で脂肪注入することができ、定着率が劇的に上がりしこりを防ぎます。手打ちの注射器に比べると血栓症や皮膚の凸凹のデメリットを改善することができます。
失敗例もまとめておきます↴
・しこりができる
・目の下のたるみが改善しない
*皮膚弛緩には意味が無い
・塞栓症→皮膚の壊死
・吸収されてなくなってしまう
など
形成外科専門医の基、正しく脂肪注入ができれば満足度は上がります。