歯列矯正の前に鼻の整形をするべきか?後でするべきか問題~オトガイ形成や人中短縮 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

歯列矯正の前に鼻の整形をするべきか、後でするべきか問題があります。

矯正後に変化することをまとめると、

・口元のEラインが整う

・歯並びが整うことでスマイルラインが綺麗になる

・歯が原因である口ゴボが解消する

*顎骨から出ているタイプは両顎手術(ルフォー+SSRO)も

・小顔効果

 

こうした変化がある故、鼻の手術は後で行った方が良いのでは?と考えられる方もいるでしょう。

 

 

歯科医師の立場でも同時並行はプロファイルのゴールが設定しにくいと指摘している歯科医師もいますが、美容外科ではいろいろな手術方法があるので細分化して個別に判断されることをお勧めいたします。

 

例えば鼻筋へのヒアルロン酸注入やプロテーゼなんかは、矯正中でも特別問題なく行っていることがあります。

鼻筋を数ミリ高くするくらいは絶対できないかと言われると正直全然やっている方が多いとは思います。

 

ただし、慎重派の方は、歯列矯正を先に行ってから鼻フル整形を行われるのが精神的にも安心でしょう。

 

口ゴボの矯正治療では口が後退し、同時に顎のラインがくっきり出てくる傾向にあります。

そのためセットバック(分節歯槽骨切り)やオトガイ形成を後でした方がデザイン設計がしやすいということになります。

人中短縮についても同様に、歯列矯正前のオペですと、せっかくデザインした鼻の下+ガミースマイルの調整のつじつまが合わなくなる可能性があるのです。

 

必ず執刀医と話し合って慎重な判断をされることをお勧めいたします。