鼻フルと輪郭3点を一緒にやるべきではない理由~経口挿管と径鼻挿管の問題 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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「鼻フルと輪郭を一緒にやるべきか?」

実は、別々にやった方が上手くいく可能性が高まります。

 

輪郭3点は、頬骨・顎・エラを小さくする手術となります。

骨を削った場合、皮膚・皮下脂肪・筋肉がどれだけ縮んでくれるのかは手術をしてからでなければ分からないことがあります。それによって顔全体のバランスが変わってしまうことがあるので、輪郭と鼻を別々にやった方が上手くいくケースが多いということです。

 

 

また輪郭の手術では、出血を大量にするのですが、気管内挿管には経口挿管と径鼻挿管がありますが、輪郭の手術で径鼻挿管をすると、鼻の手術の際に非常にやりづらくなってしまいます。また逆も然りです。

 

輪郭の手術から鼻の手術に写る際、経口挿管と径鼻挿管を切り替えることもありますが、切れ替えのタイミングで鼻を触れなければなりません。これは良くないです。

 

輪郭3点の手術、鼻の手術は同時に手術することもできるのですが、Eラインが確認できないケースもあり、万全ではないということが言えます。*例外的に頬骨削り+鼻は一緒に出来ます

 

渡韓などでスケジュールがないからと無理をして輪郭と鼻の手術を行うのは大変危険だということが分かると思います。分けて手術をした方がクオリティは上がります。