豊胸手術でつく傷跡とそれを最小化させるポイントをまとめます。
ヒアルロン酸豊胸・・
乳房下やわきの下からの注入を行うことが多いですが、注入の際に3㎜前後のカニューレの跡が付きます。時間とともに目立たなくなることが多いです。
脂肪注入豊胸・・
コンデンスリッチ豊胸やピュアグラフト豊胸ですが、複数の注入位置を取ることが多いので、5㎜前後のカニューレの跡が複数個所につくことがあります。また脂肪を採取する際に吸引する部分から1㎝前後のカニューレ跡が付きます。ベイザー脂肪吸引などでやけどの様な跡が付くこともあります。
豊胸バッグ・・
モティバエルゴノミックスやベラジェルやメスモなどの豊胸バッグが流行っていますが、いずれのケースでも、挿入する部分に4㎝前後の傷跡が残ります。挿入する位置が脇のシワに沿って付くことが多いですが、乳房下縁や乳輪切開で挿入することもあります。現在ではほとんどの症例で脇の下切開や乳房下縁切開で豊胸バッグを挿入することが多いです。
傷跡をできる限り少なくするためにも、形成外科医の切開&縫合を推奨いたします。
ボディの傷跡は出来る限り綺麗に切って縫ってをしなければ将来的に目立ちやすいので要注意でしょう。
万が一、傷跡が強く残ってしまった場合の対策ですが、
①ステロイド注射やドレニゾンテープ
*傷跡が盛り上がっている場合
②レーザー照射
傷跡が凸凹ならばフラクショナルレーザー治療があります。
豊胸手術の際には、ケラーファンネルや脂肪吸引の傷口保護装具を使用する医院は意識が高いでしょう。
その他にも、アフターフォローでは自己流のケアは避けることをお勧めいたします。