切るフェイスリフトの手術では最初の引き上げ力が強ければ強い程、リフティング効果は上がります。
固定源＝SMASやリガメントがしっかりとしているフェイスリフトは持続力が強くなります。
*人によってSMASが薄い人もいれば丈夫な人もいます。
なので、フェイスリフトをする前に、脂肪吸引でもむやみな脂肪吸引は推奨できません。
切開リフトを想定した脂肪吸引と単に脂肪除去と言うのは医師のスキルの差が出てきます。
・ガンガン糸を入れられてしまっている
・何も考えない顔の脂肪吸引をされている
症例では切開リフトの効果性を下げる原因になり得ます。
HIFUはタイトニング、フェイスリフトはリフティング。
*HIFUは引き上げる力はない
裏側から頬の脂肪吸引をしてしまうと、SMASが痛んでしまうことがあります。
むやみな脂肪吸引によってSMASが損傷してしまうと、切開リフトを行っても効果性が落ちてしまいます。
将来に渡って面倒をみてもらえる「かかりつけの医師」を見つけることが大切で、
丈夫なSMASを作るためには、むやみやたらな脂肪吸引をしないことです。
形成外科専門医ではない医師の整形手術の経験は確実に将来的に悪影響をもたらしていきます。
SMASよりも浅い層とSMASよりも深い層を上手に剝がしていくことで厚みのある丈夫なSMASでの固定ができます。
フェイスリフトは彫刻に近い部分があるので、SMASを強引に剥がしていってしまうと、同じSMASリフトでも弱々しい固定源になってしまいます。フェイスリフトは彫刻なので、糸リフトや顔の脂肪吸引を繰り返していると皮下組織がズタボロになっていることが多いので、持続性が下がってしまいます。
SMASのいろんなところに溶ける糸や溶けない糸が入っていたり、ズタボロになっていると効果性は下がります。
最近多い糸リフトを若い人にどんどん売り出しているドクターは絶対に避けるようにしましょう。
