埋没法の瞼板法と挙筋法の比較。
これらは糸を結ぶ位置が異なることがポイントです。
瞼板法の特徴は・・
瞼板に糸を留めるので固定力が高い
幅狭い二重向き(瞼板の大きさが10mm以下)
目を開く力が弱めの人に向いている
*眼瞼下垂っぽい人は挙筋法で悪化する
術後にごろごろ感が出ることがある
挙筋法の特徴は・・
眼瞼挙筋と言われる部分を糸で留めるので食い込みが自然
幅広二重を作りやすい
瞼板法よりもダウンタイムが短め
眼瞼下垂のリスクがある
まとめると。
固定力
瞼板法→高い
挙筋法→結構高い
二重幅の調整
瞼板法→幅狭二重や平均二重
挙筋法→幅広二重もOK
腫れ
瞼板法→5日前後
挙筋法→4日前後
食い込み
瞼板法→ややある
挙筋法→少ない
リスク
瞼板法→ごろごろ感や違和感
挙筋法→眼瞼下垂になるかも
などが言えます。
どちらが優れているという訳ではないのですが、自分に合った術式の二重術を選んでいく際には対応しているクリニックをスクリーニングしていく上で参考になるのかと思います。
SNS上で医師の症例写真を見ていたりすると、二重専門医・クマ取り専門医・小顔専門医などのプロフィールを見ると思いますが、こちらは認定された資格ではありません。*自称で専門医と言っている美容外科医に技術力が高い医師はまぁいません。。
ではどのような判断ができるかと言うと、
JSAS所属とJSAPS所属をチェックすると一つの参考になります。
JSAS所属→どの診療科出身でもOK
JSAPS所属→形成外科学会正会員+学会評議会の推薦が無ければなれない
といった違いがあり、日本で唯一国際美容外科学会ISAPSに認められた学会=JSAPS所属。
そのためJSAPS所属の方が難易度が高く求められます。