眼瞼下垂や眉下切開法の誤診が多く起きていて、修正手術を希望されている方が増えています。
なりたての美容外科医だと判断が付けづらくて間違ってしまうんですね。
眼瞼下垂症は上まぶたを持ち上げる筋肉にトラブルが生じて正しく機能しなくなっていることが主な原因になります。
眼瞼挙筋と言われる筋肉で、瞼板を引っ張ることで瞼が持ち上がっています。
瞼板をうまく引っ張れなくなれば当然、目つきが悪くなります。
・瞼が疲れやすい
・おでこに皺が寄る
・目を開く際に眉毛が持ち上がる
・肩こりが強くなる
・ガチャピン目になる
・二重幅が広がってきた
・二重ラインが薄れてきた
・目と眉毛が離れてきた
・上まぶたのくぼみが出てきた
※筋肉の力が低下すると脂肪組織ごと奥に後退してくぼみ目になる
などの老けて見える状態の症状が出てきたときは要注意です。
経験の乏しいドクターの場合、こうした諸症状を見過ごしてミスリーディングを引き起こしてしまいます。
例えば、眉毛下切開と眼瞼下垂の違いが判っていなかったり、瞼が窪んでいるからヒアルロン酸注入しようとか、おでこに皺があるからボトックス注射を使用とかの短絡的な治療をされると、ドブ金になったり、悪化してしまうことがあるからです。
美容外科においては、クリニック選びがとても大切です。
有名だから技術が高いわけでは決してないことを理解しておきましょう。