鼻が長すぎる人に効果的な整形方法で鼻短縮術があります。
鼻尖挙上術と言って鼻尖を吊り上げる方法です。
適応は、
・鼻先が垂れていて魔女っぽい
・鼻先が低くなっているので高さを出したい
・矢印鼻過ぎるのを改善したい
・鼻の穴が全く見える内を緩和したい
といったタイプの症例で適応されることがあります。
術式をまとめると・・・
①鼻中隔軟骨を部分的にカットして詰める
②鼻中隔軟骨に鼻尖の軟骨を縫い付けて固定する
③鼻尖の軟骨上部を切断して詰める
④鼻翼軟骨を部分的にカットして詰める
いずれかのパターンが多く行われています。
その上で、鼻先への軟骨移植を併用することもあります。
これは同時にアップノーズを作るためだったりデザイン的な目的です。
切らないで糸で固定するだけの鼻尖吊り上げ術の場合には、効果性が限定的なのと後戻りのリスクは懸念されます。
十分に鼻先を吊り上げが行われていないと感じた場合には修正することがあります。3か月程度の経過で再手術するべきかの判断ができます。
失敗&デメリット懸念点をまとめます▼
・吊り上げすぎて豚鼻に見える
・鼻が短くなったことで顔が幼く見えてしまう
・鼻の穴の左右差
・中縫いの糸が飛び出してくる
・オープン法で傷跡が付く
など
形成外科専門医のカウンセリングで必ずリスク面の指示を受けるようにしてください。