隆鼻術や顎へのシリコンプロテーゼを長期間入れることは骨吸収を引き起こしてしまうのか?
しばしば将来性を考えてプロテーゼ挿入や輪郭形成をした方が良いと申し上げていますが、それでもあらゆる美容整形にはリスクやデメリットはつきものです。小さなレーザー照射の様な治療で有ってもです。
隆鼻術や顎へのシリコンプロテーゼに関しては、
・会っていないサイズのプロテーゼを挿入されている
・既製品プロテーゼをそのまま入れている
・プロテーゼと骨の間に隙間が空いて石灰化が起きている
などが原因で、骨吸収するといったリスクは考えられます。
ひどいものですと、長期年数が経過すると骨の形が変形することもあり得ますが、特に元々の骨格に合わない材料を入れられているデザインだとその懸念が生じます。
その他のトラブルとしては、
・プロテーゼの輪郭が浮き出てくる
・感染する
・皮膚が薄くなる
・炎症を起こして赤っぽくなる
・プロテーゼが飛び出してくるなどが報告されています。
例えば鼻のプロテーゼであれば、平均3㎜くらいのプロテーゼの高さを出すことがあります。
しかし外人顔に整形したい・人形の様な顔になりたいという場合には、6㎜近いプロテーゼを挿入することもあります。
勿論、高すぎるプロテーゼを入れるほど将来的なトラブルにはつながりやすいので、気を付けたいのと、オステオポールやGメッシュなどのPCL素材は使用しないことをこちらではお勧めしています。切らない鼻フル=安全ではありません。