乳腺下法で豊胸バッグを入れた症例では、バッグが浮き出やすいので、術後に痩せ型の人は気になってしまうことがあります。
※ペコペコしてリップリングを生じてしまう合併症が現れるタイミングで気になる方が多いようです。
そこで脂肪注入をすればよいのではないか?と考えられる方も多いかと思います。
いわゆるハイブリッド豊胸術と言われる豊胸手術=シリコンバッグ豊胸の上から脂肪注入豊胸をすることは、理論的にはできるのですが、実は適応になる症例は少ないのです。
適応となる症例の特徴は、
・痩せ型ではなくてしっかりと厚みがある方
・スペースがある方
逆に、プロテーゼに接する様に脂肪を入れてしまうと、生着率が悪くなってしまう。
コンデンスリッチ豊胸でもピュアグラフト脂肪注入でも、定着率を上げるためには、血流がしっかりとあることが前提となります。
無理くり脂肪注入をしたことで、感染の原因となったり、豊胸バッグまでに影響が及んでしまうことがあるので、慎重な判断が求められます。
特に痩せ型の場合には、豊胸手術がしづらいところもあるので、乳腺についての見識がある外科医を選択されることをオススメいたします。
もしも適応になった方は、脂肪吸引の技術が高い形成外科医をベースに医師を絞り込んでいくべきと考えています。
コンデンスリッチ豊胸の生着率は80%と書かれていることはありますが、これは理論上の数値で合って、様々な環境の違いによってこんなに定着しないという方も多く報告されています。もし豊胸術を受けるのであれば、十分な脂肪が太ももや腹部などから取れる人が限定となります。
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