最近福岡の某個人美容外科で鼻の整形において、機能障害による失敗が報告されました。
具体的には、デザイン的にも納得がいっておらず鼻水が止まらなくなってしまったということです。
内容を聞いていると、鼻中隔延長術や鼻中隔湾曲症の手術を行ったクリニックということで、SNSでも人気のドクターだったということです。その後の対応面について疑問に思う部分もあったので、記事にいたしますが、まず前提として、アフターケアの対応は必ず担当医師が責任をもって行うべきと考えます。
鼻先への軟骨移植の手術においては、特に長期的に経過観察することが必要で、写真映え重視のクリニックが手術を行ってしまうと、将来のことを考えないデザインをしてしまうので、圧迫が強く出てしまったり機能障害が生じます。
最近yほくある横から見た時にアップノーズになっている症例を見たことがある方も多いと思いますが、これは将来的な維持に無理が出てくる症例も散見されます。無理なデザインで鼻の手術を行えば、そのツケは未来にやってきます。
メンテナンスが必要になる手術ベスト4は
・オステオポール
・Gメッシュ
・1day鼻尖縮小(鼻翼縮小)
※○式鼻尖形成なども一緒
・L字型プロテーゼ
これらの手術は高確率で間もなく再手術・修正が求められるようになります。
最近よく行われている鼻の手術は、I型プロテーゼ+鼻中隔延長術(鼻尖部への軟骨移植)+鼻翼縮小+鼻尖縮小+貴族手術など。
※全部とは言わないですが
ちなみに自家真皮移植での隆鼻術は、10年後には全部吸収されてしまっている症例もあるし、半分残ればよい方なのと、団子鼻の方はよりボテっと見えてしまうことがあります。そのため、自家真皮を使用するケースは、炎症が強く起きてしまったような再建手術の場合に多いです。
これから鼻の整形を考えている方は比較参考にされてみてください。