小鼻縮小術は横に広がっている小鼻や大きな鼻の穴を改善する手術となりますが、一部の美容外科で合併症が多く報告されています。
・鼻の底が盛り上がる事によって不自然な形状になってしまう（鼻底基部変形）
・切らない小鼻縮小で糸を除去してもピンチノーズのまま
・後戻りする
・小鼻の土手狩り（土手を刈り取られてしまう）
形が戻らない事、後戻りがあるため何度も手術をしなければならないなどの失敗例がありますため、形成外科専門医ではない＋JSASP所属していないなどの未熟な美容外科医を選択するのはお勧めできません。
適応を誤ると、団子鼻が強調されて見えることがあります。
小鼻縮小をした結果、団子鼻が目立ってしまう人の特徴は▼
・鼻柱が短くてACRも整っていない人
★鼻翼軟骨が左右に開いている→軟骨を手繰り寄せる鼻尖縮小
★鼻先の脂肪が多い→脂肪取り
★皮膚自体が分厚い→外側鼻尖縮小
などが考えられます。
糸で縛る方法は皮膚が薄く、鼻翼軟骨にある程度の大きさがある人に向いています。
皮膚がもともと厚ぼったい人の場合には、切らない鼻尖縮小を行ったとしても効果が十分発揮されず、手術をしても変化が乏しいことがあります。最終手段としては皮膚切除で、鼻の頭の皮膚を一部カットすることで、根本的な分厚さの解消ができます。
尚、プロテーゼで鼻を高くしても、正面からはシャドーが入るくらいで変化は大きくありません。
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