突き出た口元・鼻が低く見える現象は日本人の致命的な欠点になることがあります。
そこで「鼻翼基部」の凹み・陥没にはヒアルロン酸注入orプロテーゼ挿入のどっちが良いのか。
貴族手術を手術法ごとに比較していきたいと思います▼
★プロテーゼ挿入の場合
骨と骨膜の間に空間を作って挿入しますが、正確な位置にいれれば、特に固定しなくてもプロテーゼが動いたりするリスクは低めです。ただ正確に入っていなければ、笑った時に不自然だったり、プロテーゼが動くことがあります。
★ヒアルロン酸の場合
持続力のある材料ではないので、クレヴィエルなどの固い材料を使用したとしても、鼻翼基部を支えることが出来ずに、時間の経過とともに、『ズレ』が出来ることがあります。また大切な血管が走行しており、動脈塞栓のリスクが懸念されます。よほどのケースでない限りは推奨できるものではないです。
貴族手術の合併症・失敗例をまとめます▼
・大きさをミスると猿の様になる
・感染や動脈塞栓症
・貴族手術後に鼻先の角度が上がったように見える
※ 厚すぎるプロテーゼ（6mm以上)を挿入した場合に起きやすい
・小鼻の広がりの防止施術をしなければ鼻翼幅が広がる可能性がある
など
鼻翼基部プロテーゼ・鼻柱基部プロテーゼは、鼻を高く見せ横顔を著しく美しく見せる手術ですが、適応を誤るとこれらも失敗する可能性はあります。ベースとなるのは、形成外科専門医です（100回言ってますよね・・）。
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