平面顔の解消に額形成を行うことがあります。
治療選択肢としては、
・シリコンプロテーゼ
・ゴアテックス
・セメント(ポリメタクリル酸メチル)
・アパタイト
・ヒアルロン酸注入(レディエッセ注入)
などが挙げられます。
効果や失敗例を考察してみますと、
変化量としては、ヒアルロン酸注入→プロテーゼ(シリコン・ゴアテックス)→骨セメント・アパタイトの順に変化が大きなものとなります。
つまりヒアルロン酸注入がもっとも変化量が少ないです。
額の段差を改善できれば良いかなと言う方は、フィラー注入で十分なことも多いです。
一方でハーフ顔の様な綺麗な丸いおでこを作るのであれば、プロテーゼ挿入やセメント・アパタイトが用いられています。
大きな変化量を伴う術式はそれなりのデメリットがありまして、例えば、
シリコンプロテーゼ→カプセル拘縮を起こし、シリコンの輪郭が浮き出てくる。
セメント→冠状切開が必要で、 皮膚が火傷し損傷することがある。
アパタイト→流し込んだハイドロキシアパタイトが硬化する際に、凸凹になりやすく扱いが難しい。そして費用も高い。
などが指摘されます。
ちなみに、脂肪注入(脂肪移植)を含めなかったのは、脂肪注入で額形成をすると、しこりやでこぼこになりやすく、修正もできないリスクがあり、満足度が高くないといった事情があります。ですが希望される方は施術自体はできます。軽度の膨らみを出す程度の効果があります。
これから整形を考えられている方はぜひ、幅広く治療選択肢のある外科医を選択するようにしましょう。
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