フィラー注入で恐ろしい失敗例である動脈塞栓~内出血が出やすい人はいる? | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

フィラー注入で恐ろしい失敗例は、動脈塞栓と言われるもので、隆鼻術の鼻先ヒアルロン酸注射でしばしば起きている合併症があります。

動脈に入ってしまうと、皮膚が壊死、失明、脳梗塞など重篤な危険性が起きる可能性すらあります。

 

解剖学的な知識をつけている外科医を選択してほしいのは、まさにこれが理由で、研修医ローテーションだけを消化してすぐに美容外科に入局している医師は形成外科をすっ飛ばしていることがあります。

 

 

上手な美容外科医が使用しているテクニックとしては、

・血管の走行を熟しており、危険な注入方法をしない

・逆流しづらく注入する

・点状に少量づつ注入する

・万が一の際はヒアルロニダーゼで溶かす

・マイクロカニューレを使用

などがあります。

 

マイクロカニューレについては、メリットデメリットがありますが、まずメリット性については、血管を突き破ったり、血管内にヒアルロン酸が入ってしまうリスクを最小化出来ること。一方デメリットとしては、注入の正確性が落ちることです。注入したい層に正確にはいらないことがあります。

 
ダウンタイムは、1~2日程度ですが、たまに内出血しやすい方もいます。
・抗凝固剤などの薬を飲んでいる
・顔の赤みが強い
・医師が何度も同一箇所に注入してしまう
・マリオネットラインや下瞼や唇への注入
・年齢が高い方
はダウンタイムが長引いてしまう可能性が上がりますので、必ず担当医師と最善の策を話し合っていただければと思います。
 
これから整形を考えている方はお気軽にお問い合わせください。
 

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