隆鼻術にはヒアルロン酸を注入するプチ整形もあれば、シリコンプロテーゼ挿入や耳介軟骨移植などいくつかの方法があります。
中でもプロテーゼを挿入する隆鼻術は人気の美容整形で、鼻根部から鼻背部にかけて高さをだすことができます。
プロテーゼは人間の軟骨に近い性質の素材を用いてすっきりとした鼻筋にしていくことができるもので、ヒアルロン酸注入とは異なり半永久的に効果が持続するというメリットがあります。
通常鼻筋を通すためにはシリコンプロテーゼと呼ばれる、人間の軟骨に近い性質をもった医療材料を用います。安全性や耐衝撃性も高く実績のある医療材料となります。そのためプロテーゼ自体の変質や変形もほとんどありません。
鼻プロテーゼにはI型プロテーゼとL型プロテーゼがあります。以前は鼻根部から鼻先までを高くすることができるL型プロテーゼが人気がありましたが、鼻先にかかる負担も大きく最悪の場合肌を突き破って中からプロテーゼが飛び出してしまうトラブルもあるということで、最近はL型プロテーゼを使用しているクリニックは減少しI型プロテーゼが主流となっています。
手術は鼻の穴の中を切開するため傷跡は外から見えませんし患者一人一人にあったデザインのプロテーゼを挿入していきますから正面だけではなく横から見ても美しい顔にしていくことが可能となります。
鼻筋をすっきりと通すことで顔全体が立体的に見えますし引き締まった小顔にすることができますからおすすめです。
鼻筋を整える方法としては耳にある軟骨を挿入する耳介軟骨移植がありますが、必ずしも耳から鼻整形に適した軟骨が十分に採取できるとは限りませんし、年齢が経つにつれて癒着や吸収変形などが起こってしまい、修正が困難になる場合もありますから、クリニックによっては耳介軟骨移植ではなくプロテーゼによる隆鼻術をすすめるところがあります。
手軽に鼻を高くしたいという場合にはヒアルロン酸注入がもっとも有効な方法ですが、徐々に体内に吸収されてしまうため数ヶ月から数年で元に戻ってしまいます。
高い鼻をキープするためには定期的に注入する必要がありますから、半永久的に効果が持続するプロテーゼがおすめです。
その際は技術の高い経験豊富な医師を選ぶことで、失敗やトラブルを回避することができます。
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