広い鼻は鼻が大きく見えて鼻が高いのに低く見えることがあります。
特に鼻筋が広いとごつごつした男性らしい印象が出てしまうので、広い鼻を解消するため＝鼻筋を細くするためには鼻骨骨切り幅寄せ手術を提案されることがあります。※鼻翼幅が広いということとは全く別の症状となります。
※実際にカウンセリングの中で個別に判断される部分かと思います。
鼻骨骨切り幅寄せの手術の代わりに、プロテーゼ挿入で代用できないかというと、軽度であれば鼻プロテーゼ（シリコンプロテーゼやゴアテックス）で代用できる症例もあります。
ただし、鼻筋が一定以上太い場合には、プロテーゼを挿入してしまうと幅が合わないことで屈曲（くっきょく）して鼻筋がくっきりと分かったり不自然な仕上がりになること懸念されます。
なので大きな変化をつける際には鼻骨骨切り幅寄せを行います。
尚、鼻詰まりのリスクがあるので、必要に応じて鼻中隔湾曲症の手術を組み合わせて、軟骨を曲がりを改善することがあります。
形成外科専門医ではないドクターが鼻の施術を行うべきではない理由はこれです。
専門的なではない美容外科医の場合には、機能的な改善ができない恐れがあるためです。
団子鼻でもある場合
鼻の丸宮低く見える原因が団子鼻でもある場合には、鼻尖縮小術があります。
よく鼻尖縮小を修正される方がいるのですが、糸だけで縛っていたり脂肪を取るだけ等の簡素な手術法であった場合には、それほど変化を出せていないのかと思います。※１か月経過しているのであれば8～9割型は完成しているので、そこで判断できます。
団子鼻の原因には、鼻翼軟骨が左右に開いている、脂肪が多い、皮膚自体が分厚いなどが考えられます。
医師の手持ちの術式が少なく適応を誤ると、鼻が細くはならないことがありますので、注意しておきましょう。
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